Windows 10 May 2019 Update と、Plugable 社製品について

原文:2019年05月22日:Windows 10 May 2019 Update with Plugable Docking Stations and USB Video Adapters> by Bob Boerner

DisplayLink 技術を使ったドッキングステーションやグラフィックアダプタをお使いの方は、Windows 10 May Update に更新後、DisplayLink ドライバを再導入しなければならないことがあります。

Windows 10 に対し頻繁に大規模アップデートを提供し続ける Microsoft が、最新のアップデートである「May 2019 Update」を 05 月 21 日にリリースしました。OS 自身に対するたくさんの修正と拡張が含まれています。より詳細な更新情報を知りたい場合は、Microsoft 社のこちらのブログ(英語)をご参照ください。

Plugable 社のブログを定期的に読んでいただいている方には、このような大規模アップデートが過去に数回あったことを覚えていらっしゃるでしょう。前回は 2018 年 10 月の Windows 10 October 2018 Update でした。

DisplayLink 技術をベースとした Plugable 社製の USB ドッキングステーションやグラフィックス・アダプタ製品についていえば、このような OS のアップデートがあっても、何も問題なく機能し続ける「べき」です。しかし、このような大規模更新では、何らかの問題が発生してしまうこともよくあります。もしこの更新を適用後に Plugable 社製品がそれまで通りに機能しなくなった場合には、次のことを試してみてください。

  1. システムから USB ドッキングステーションやグラフィックス・アダプタを取り外します。ドッキングステーションの場合は、本体から一度電源も外してください。最後のステップまで、このままにしておきます。
  2. 「Windows ボタン>設定>アプリ>アプリと機能」から、「DisplayLink Graphics Driver」を選択し、「アンインストール」ボタンを押してアンインストールします。(もしこのドライバが見つからない場合、気にせず次のステップに進みます。)
  3. DisplayLink クリーンアッププログラムをこちら(英語)からダウンロードして実行します。クリーンアッププログラムによってそれまでのドライバや関連ファイルが完全に除去されます。
  4. システムを再起動します。
  5. 最新の DisplayLink デバイス・ドライバをこちら(英語)からダウンロードし導入します。
  6. ドッキングステーションの場合は電源アダプタを接続し、その後グラフィックス機器をシステムに接続します。

OS のバージョンアップ後に Plugable 社製グラフィックス製品に何らかの問題が生じた場合は、上記のステップが役に立ちます。
これをお試しになっても問題が解決しない場合は、どうぞお気軽に Plugable 社サポート nihongo@plugable.com までメールにてお問合せください。

Plugable Technologies
ボブ・ボーナー