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DisplayLink 社が、ドッキング・ステーションを接続用のアンドロイド 5.0 用アプリケーションを公開

原文(2015年5月15日投稿):DisplayLink Launches Support for Android 5.0 docking by Bob Boerner

初めて、アンドロイド機器に USB 経由で外部モニタを接続できるようになりました。DisplayLink 社が、アンドロイド 5.0 Lollipop バージョン以上で稼働し、USB 経由で接続されたアンドロイド画面をキャストして表示するためのアプリケーションを発表し、提供しはじめたのです。ドッキングステーションを使うことで、外部モニタだけでなく他の様々なタイプの USB 機器も接続することができます。このアプリケーションはいまだベータ版のため、特定のシナリオによってはクラッシュしたり問題が発生したりする可能性がありますが、今後の発展に大いに期待したいところです。この組み合わせでどんなことができるのか、簡単にご紹介しましょう。

上記のスクリーンショットは、Google Play ストア 内のアプリケーションおよび、起動した場合のメイン画面です。(訳注:日本語のOSでは日本語表記となります。)では、DisplayLink 機器をアンドロイド機器に接続すると何が起きるのでしょうか。

上記のスクリーンは、一例としてモトローラ社の Moto X Gen 2 スマートフォンに、Plugable UD-3000 ドッキング・ステーションを接続した場合の例です。(接続には、OTG ケーブルを使う必要があります。)
まず左の画面のように、DisplayLink Desktop アプリケーションは接続された機器(この場合、UD-3000)用のアプリケーションを稼働状態にすることの許可を求め、次に右の画面のように、アンドロイド画面内容のすべてがキャプチャされて、接続された DisplayLink 機器に送られることを警告します。両者が許可されると、下記の写真のように画面が外部モニタに表示されるようになります。

IMG_20150512_164453

この構成においては、下記の機能が使えるようになっています。

  • 解像度 1920 x 1080 までの、1 台の外付けモニタがミラー・モードで表示されています。
  • UD-3000 の USB ポートに、キーボードとマウスが接続されています。
  • ドッキング・ステーションの、音声出力を使用できます(入力はサポートされていません)。

DisplayLink 機器が稼働状態になると、通知画面にはその旨が表示されます。下記のスクリーンショットが示すように、DisplayLink Desktop が稼働していることが示され、プルダウンする領域にある通常の「画面のキャスト」オプションは、「DisplayLink Desktop」オプションに切り替わっていることがわかります。

ドライバはまだベータ版のためなのか、これらの作業中にいくつかの問題が発生しました。たとえばこのテスト中にスマートフォンにテキスト・メッセージが届いたのですが、その際はシステムがクラッシュしてしまいました。ドッキングステーションを取り外しても OS はフリーズしていて、再起動するしかありませんでした。しかしこのような問題点も、今後提供される正式バージョンで解決されていくものと考えられます。

私は試しに、ユニバーサルな USB 3.0 ドッキング・ステーションである UD-3000 の代わりに、Dell Venue 8 用の USB 2.0 ドッキング・ステーション UD-PRO8 も接続してみたのですが、さらに面白い結果となりました。このドッキング・ステーションでは、外付けモニタへの表示ができるだけでなく、有線イーサネットも使用できたのです。このドッキング・ステーションが採用している USB イーサネット・チップセット(AX 88772)用のドライバが、このアンドロイド機器にプリインストールされているためだと考えられます。
しかし残念ながら UD-PRO8 は、この Moto X Gen 2 スマートフォンを充電することはできませんでした。ドッキング・ステーションを接続中には電力が消費されていきますのでご注意ください。

このアプリケーションはまだ初期段階のベータ版であるとはいえ、今後の新しい製品に対するたくさんの可能性を示唆しています。今後さらに開発が進めば、アンドロイド・フォンやタブレットを、ご自身のメイン・システムとして使うことすら可能となるかもしれません。Plugable 社は今後もこのアプリケーションの開発状況について、新情報をご提供して行く予定ですが、皆様からのご意見やご経験についてお聞かせいただければ幸いです。

現在、ほとんどのアンドロイド機器にはフルサイズの USB タイプ A ポートがありませんから、既存の USB 機器を接続するには USB OTG アダプタが必要となります。

これまでに私たちがテストしたハードウェアは下記のものです。このうち、Google Nexus 7 1st Gen (2012)ではこのアプリケーションは使用できませんでした

  • Motorola Moto X Gen 2 (Android Lollipop 5.0)
  • Google Nexus 5 (Android Lollipop 5.1)
  • Google Nexus 7 1st Gen (2012) (Andorid 5.1)- 使用不可
  • Google Nexus 7 2nd Gen(2013) (Android 5.0)

これまでにテストで使用した Plugable 製品は下記のものです。

まだ今後の正式バージョンが待たれるものの、こうしてアンドロイド機器にキーボード、マウス、大きな外部スクリーン、さらにその他の USB 機器と接続でき、将来的にはデスクトップ PC に置き換わる可能性すらあるというのはすばらしいことです。
ぜひご自身のアンドロイド機器でもテストをされ、よろしければその機器のモデル名とテスト結果について弊社までお知らせください。多くのユーザーの方々に役立つことになる情報をとりまとめ、引き続き皆様にお伝えしていこうと思います。

Plugable Technologies
ボブ・バーナー